4月14日開催「hitaruシリーズ定期演奏会第9回」に出演予定のリオネル・ブランギエ(指揮)と、リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)は、現段階で入国の際に義務付けられている隔離期間が札響への出演前に確保できないため、出演を断念することとなりました。そのため当該公演は、出演者を変更、また、曲目も協奏曲以外の全てを変更した新たなプログラムで開催いたします。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
なお、ブランギエ、ドゥ・ラ・サールともに札響以外に予定されている演奏会のための来日はひきつづき関係省庁で協議されております。
【hitaruシリーズ定期演奏会第9回】
日時:2022年4月14日(木)開演19:00
場所:札幌文化芸術劇場hitaru
指揮:川瀬賢太郎(2022年4月より札響正指揮者)
ピアノ:岡田 奏
曲目:藤倉大/トカール・イ・ルチャール
ラヴェル/ピアノ協奏曲
ベルリオーズ/幻想交響曲
【変更前】
指揮:リオネル・ブランギエ、ピアノ:リーズ・ドゥ・ラ・サール
サロネン/ヘリックス(2005) 、ラヴェル/ピアノ協奏曲、ラヴェル/優雅で感傷的なワルツ、ストラヴィンスキー/「火の鳥」組曲(1919年版)
※1回券は3月9日(水)~(札響会員先行は3/3~)各プレイガイドで発売いたします。
【プロフィール】
指揮:川瀬賢太郎 Kentaro KAWASE
1984年東京生まれ。2007年東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻(指揮)を卒業。これまでに指揮を広上淳一、汐澤安彦、チョン・ミョンフンなどの各氏に師事。2006年10月に行われた東京国際音楽コンクール<指揮>において1位なしの2位(最高位)に入賞。その後、各地のオーケストラから次々に招きを受ける。2007年~2009年パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)アシスタント・コンダクター。現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者(2022年3月末で任期満了)、オーケストラ・アンサンブル金沢常任客演指揮者、2015年渡邉暁雄音楽基金音楽賞、2016年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞を受賞。東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)特任講師。2022年4月から札幌交響楽団正指揮者。
ピアノ:岡田 奏 Kana OKADA
函館市生まれ。15歳で渡仏し、パリ国立高等音楽院でフランク・ブラレイに師事し、ピアノ科・室内楽科・修士課程をいずれも最優秀で修め、第3課程アーティスト・ディプロマ科で研鑽を積む。プーランク国際ピアノ・コンクールおよびピアノ・キャンパス国際コンクール第1位、エリザベート王妃国際音楽コンクールのファイナリスト。これまでに、ベルギー国立管、シモン・ボリバル響、読響、東京フィル、東響、日本フィル、札響をはじめ日本全国のオーケストラと、マティアス・バーメルト、セバスティアン・ヴァイグレ、マリン・オールソップ、ポール・メイエ、ヘルムート・ライヒェル・シルヴァ、クリスティーナ・ポスカ、小林研一郎、尾高忠明、広上淳一、大友直人、山田和樹、川瀬賢太郎等の指揮者と共演している。サントンジュ・ピアノ・フェスティバル、ラ・フォル・ジュルネTOKYO、パリのショパン・フェスティバル等の音楽祭に出演するほか、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」「きらクラ!」「名曲アルバム」、NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」等、メディアへの出演も多数。2018年、デビュー・アルバム『Souvenirs-フランス作品集』をトリトーン・レーベルよりリリース。