2022年4月23・24日『第644回定期演奏会』に出演を予定していた、ハンガリーのピアニスト、デジュー・ラーンキは、未だ収束を見ないコロナ禍、および今般のハンガリーの隣国ウクライナにおける事態を受け、精神的身体的に万全の状態で演奏に臨めないとの判断から来日を中止することになりました。
代わって、小山実稚恵(ピアノ)が出演いたします。
曲目の変更はございません。
誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
このたび、ご多忙の中、急遽出演をお引き受けくださいました小山実稚恵氏に心より感謝申し上げます。
※D.ラーンキ氏マネジメントHP:https://www.hirasaoffice06.com/index.html
【第644回定期演奏会】
日時:4月23日(土) 開演17:00、24日(日) 開演13:00
指揮:広上淳一 ピアノ:小山実稚恵
武満 徹/群島S.、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番、R. シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」
【プロフィール】
ピアノ:小山 実稚恵 (Michie KOYAMA)
圧倒的存在感をもつ日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクール入賞以来、常に第一線で活躍し続けている。協奏曲のレパートリーは60曲を超え、国内外の主要オーケストラや指揮者からの信頼も厚く、多くの演奏会にソリストに指名される。『12年間・24回リサイタルシリーズ』(2006年〜17年)や『ベートーヴェン、そして...』(2019年〜21年)は、その演奏と企画性で高く評価された。東日本大震災以降、被災地でも演奏を行い、仙台では自ら企画立案した『こどもの夢ひろば"ボレロ"』を開催するなど、被災地活動にも情熱を注いでいる。CDはソニーと専属契約を結び、32枚をリリース。ベートーヴェン・アルバム『ハンマークラヴィーア・ソナタ他』(2020年)と『ピアノ・ソナタ第30、31、32番』(2021年)は、深化するピアニズムが大きな話題を集め、共に「レコード芸術」特選盤に選ばれた。著書『点と魂とースイートスポットを探して』、平野昭氏との共著『ベートーヴェンとピアノ』(全2巻)を出版。文化庁芸術祭音楽部門大賞、東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞、大阪市市民表彰、文化庁芸術祭音楽部門優秀賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。17年度には紫綬褒章を受章。