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札幌交響楽団 Sapporo Symphony Orchestra-「札響」

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ニュース札響からのお知らせ

2023.10. 2

【速報】2024年度から札幌交響楽団の指揮者体制が変わります。

【速報】2024年度から札幌交響楽団の指揮者体制が変わります。
【速報】2024年度から札幌交響楽団の指揮者体制が変わります。
札響首席指揮者マティアス・バーメルトが2024年3月に任期満了をもって首席指揮者を退任するにあたり、2024年4月から下記の通り指揮者体制を変更いたします。
次年度以降も多彩なプログラムとともに活動をする札幌交響楽団にどうぞご期待ください。


【新指揮者体制】
名誉音楽監督:尾高 忠明
友情指揮者:広上 淳一
正指揮者:川瀬 賢太郎
首席客演指揮者:下野 竜也(2024年4月就任)
次期首席指揮者:エリアス・グランディ(2025年4月就任)


下野 竜也(首席客演指揮者:2024/4~)Tatsuya SHIMONO

1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学ぶ。1996年にはイタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮のディプロマを取得。1997年大阪フィル初代指揮研究員として、(故)朝比奈隆氏をはじめ数多くの巨匠の下で研鑽を積む。1999年文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれ、ウィーン国立演劇音楽大学に留学、2001年6月まで在籍。

2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴び、以降、国際的な活動を展開。NHK交響楽団をはじめ、国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、海外においても、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、ミラノ・ヴェルディ響、ストラスブールフィル、ボルドー管、ロワール管、ウィーン室内管、カンヌPACA管、チェコ・フィルハーモニー管、シュツットガルト放送響、南西ドイツフィルコンスタンツ、サンノゼ響、バルセロナ響、シンフォニア・ヴァルソヴィアなど次々と客演を重ねている。

読売日本交響楽団の初代正指揮者(2006年11月~2013年3月)を経て、同団首席客演指揮者(2013年4月~2017年3月)として、10年余りの間にヒンデミットとドヴォルジャークを軸としつつ新作初演まで取り組む意欲的な姿勢とプログラム構成で高い評価を獲得。更に2014年4月からは京都市交響楽団の常任客演指揮者に就任し、2017年4月から2020年3月までは、同団常任首席客演指揮者として活躍した。2011年から音楽監督を務める広島ウインドオーケストラとは、吹奏楽の分野に新たな一石を投じる活動で注目を集めている。2017年4月広島交響楽団音楽総監督、2024年4月から桂冠指揮者。

霧島国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本をはじめ、数多くの音楽祭にも参加。オペラの分野でも新国立劇場、日生劇場、二期会をはじめ注目の公演で指揮を務める。 これまでに、2002年出光音楽賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、2006年第17回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2007年第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣賞、平成25年度第46回MBC賞、2014年度第44回東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、平成28年第67回南日本文化賞特別賞、2021年度第41回有馬賞、令和4年度(2022年度)広島市民賞などを受賞。

鹿児島市ふるさと大使。おじゃんせ霧島大使。太鼓芸能集団「鼓童」ミュージックアドバイザー。 京都市立芸術大学音楽学部客員教授、東京藝術大学音楽学部指揮科客員教授、東京音楽大学吹奏楽アカデミー特任教授として後進の指導にもあたる。

NHK大河ドラマテーマ曲収録(これまでに6作品)、NHKFM「吹奏楽のひびき」パーソナリティを務めるなど、放送においても活躍している。

 

エリアス・グランディ(次期首席指揮者:2025/4~)Elias Grandy

2015~2023年ハイデルベルク歌劇場およびハイデルベルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、思慮深く革新的なプログラミングで注目を集めると同時に、ドイツ有数の音楽拠点としての名声を高めた。また、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの主要オーケストラに客演し、急速に国際的な知名度を獲得している。オペラおよびコンサートの双方において情熱的で気迫ある音楽解釈に定評があり、繊細な情感を把握することによる豊かな音楽作り、並外れた正確さと音楽の深みが高く評価されている。2022/23シーズンは、フランクフルト歌劇場でマスネ《ウェルテル》、エッセン・アールト歌劇場でヴェルディ《仮面舞踏会》、ポートランド・オペラでワーグナー《ローエングリン》とドヴォルザーク《ルサルカ》を指揮。ハイデルベルク歌劇場での最後のシーズンとして、オッフェンバック《ホフマン物語》や、プロコフィエフ《三つのオレンジへの恋》のほか、女性作曲家による作品のプログラミングを披露する。

これまでに、ウィーン交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ケムニッツ・ロベルト=シューマン=フィルハーモニー管弦楽団、ドイツ国立ユースオーケストラ、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ノルウェー放送管弦楽団、ブエノスアイレス・フィルハーモニー管弦楽団、ユタ交響楽団、ミネソタ管弦楽団、カタール・フィルハーモニー管弦楽団等のオーケストラや、ドレスデン・ゼンパーオーパー等の歌劇場に、日本では、札幌交響楽団、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、東京二期会オペラ劇場に客演している。

ミュンヘン生まれ。バーゼル、ミュンヘン、ベルリンでチェロを学び、バイエルン放送交響楽団とコーミッシェ・オーパー・ベルリンでチェリストを務めた。2012年よりダルムシュタット歌劇場で常任指揮者としての活動を開始。2015年にハイデルベルク歌劇場の音楽監督に就任し、同年、第7回ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクール最高位(1位なし第2位)を獲得した。

札幌の姉妹都市ミュンヘンの生まれであり、札幌で開催される国際教育音楽祭PMFアカデミーで、チェロ奏者として後に指揮者として学んだ経歴を持つなど札幌とは縁がある指揮者でもあります。

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