元札響ミュージックアドバイザー兼首席指揮者の 秋山和慶氏が、2025年1月26日肺炎のため逝去されました(享年84)。
今年1月1日にご自宅で転倒、治療に専念するため23日に音楽活動からの引退を表明され、秋山氏のご回復を心より願っていたところ、この度の一報を受け、悲しみに堪えません。
当団とは1968年の定期演奏会で初共演、86年12月から首席客演指揮者、88年4月から98年3月までミュージックアドバイザー兼首席指揮者を務めました。
この間、札響のレパートリーを広げ、東京公演を定例化、名曲シリーズをスタートさせるなど、楽団の発展にご尽力をいただきました。
札響との共演は、昨年9月の名曲コンサートが最後となりました。
ここに哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
公益財団法人 札幌交響楽団
※写真は、2024年9月7日札響名曲コンサートより/札幌コンサートホールKitara