指揮 / マティアス・バーメルト
フルート / カール=ハインツ・シュッツ
ハープ / 吉野 直子
武満 徹 | 雨ぞふる |
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モーツァルト | フルートとハープのための協奏曲 |
シューベルト | 交響曲「ザ・グレイト」 |
~2月の”水”をめぐるプログラム~ 年間テーマ「水」に沿った音楽としてバーメルトが選んだのは、武満徹「雨ぞふる」。バーメルトはグラスゴーの現代音楽祭の監督を務めていた時に武満を招くなどの交流がありました。武満に愛された札響とともに、これからもその音楽の演奏をつづけていく・・・東京公演とも共通するプログラムにその志が強く打ち出されているようです。世界的ハーピスト吉野直子、ウィーン・フィルのフルート奏者シュッツとの贅沢なモーツァルト。そして、シューベルトに特別な思い入れを持つバーメルトは、2021年9月、60周年記念演奏会での「未完成」の名演につづいて最後の”天国的に長大な”交響曲「ザ・グレイト」を指揮します。
年間テーマに基づく曲をたどり1年を通して音楽の幅広さをお楽しみください。
※出演者、曲目が変更となる場合がございます。
バーメルトは母国スイスとダルムシュタット、パリで音楽を学び、作曲をピエール・ブーレーズとカールハインツ・シュトックハウゼンに師事した。ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席オーボエ奏者を務めたが、その後指揮者に転向する。指揮者としてのキャリアは、まずアメリカでジョージ・セルに師事することから始まり、その後レオポルド・ストコフスキーの助手を務め、さらにロリン・マゼールが音楽監督のクリーヴランド管弦楽団で正指揮者を務めた。これまでにバーゼル放送交響楽団、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、西オーストラリア交響楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督等を歴任。また、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、ニュージーランド交響楽団、テジョン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の副客演指揮者、グラスゴーの現代音楽フェスティバル「ムジカ・ノヴァ」、ルツェルン音楽祭の監督を務めた。英国ではフィルハーモニア管弦楽団、BBC交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、BBCフィルハーモニックをしばしば演奏会や録音のために指揮、BBCプロムスも頻繁に出演した。国際的にはクリーヴランド管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニック、パリ管弦楽団、モントリオール交響楽団、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団、シドニー交響楽団、NHK交響楽団、札幌交響楽団のような世界的な名オーケストラにも登場している。バーメルトはこれまでに80以上のCDを録音、それらは数々の国際的な賞を受賞している。 2018年4月から札幌交響楽団首席指揮者。
ウィーン・フィルのソロ・フルート奏者。バーゼルでニコレに、フランスでベルノーにそれぞれ師事。2000年にリヨン音楽院を卒業。在学中の1998年にカール・ニールセン・コンクール、1999年にクラコフ・コンクールの2つの国際的コンクールで優勝。以来、世界中でコンサート活動を展開し、ソリストとしてダニエル・バレンボイム、サー・ネヴィル・マリナーといった数々の指揮者と共演。また、ウィーン・フィル、NHK交響楽団など数多くのオーケストラと共演、様々なフルート協奏曲を演奏してきた。室内楽奏者として、ザルツブルク音楽祭、札幌PMFなどの著名な音楽祭に出演。2005年からウィーン市の音楽美術私立大学で教鞭を取っているほか、ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽学校、草津など、国内外で定期的にマスタークラスやワークショップを行っている。2000年から2004年までシュトゥットガルト・フィル、2005年から2011年までウィーン交響楽団のそれぞれソロ・フルート奏者を務めた後、2011年からウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場管弦楽団のソロ・フルート奏者。2013年にヴォルフガング・シュルツの後任として、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとウィーン・リング・アンサンブルのメンバーになる。バッハ、ピエール・ブーレーズ、武満徹、など幅広いレパートリーで数多くの録音がある。故郷チロル州のランデックでは、現地の音楽週間HORIZONTEの音楽監督を務めている。ムラマツ・ジャパンの24金のフルートと、エマニュエル・ボストンのシルバーのフルートを使用。
ロンドン生まれ。6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始めた。1985年第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少の17歳で優勝。これまでに、世界各地でソロ・リサイタルを行うとともに、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、フィラデルフィア管、小澤征爾、メータ、クレーメル、パユなど、国内外の主要オーケストラ、指揮者、ソリストと数多く共演を重ねている。また、ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹「そして、それが風であることを知った」、細川俊夫「ハープ協奏曲」など初演した作品は数多い。CD録音も活発に行っており、2016年からは自主レーベルのグラツィオーソ(grazioso)による新たな録音プロジェクトを開始。毎年切り口を変えた「ハープ・リサイタル」シリーズをリリースし、いずれも非常に高い評価を受けている。最新盤は「ハープ・リサイタル 6 ~トゥルニエ・ルニエ・カプレ・カゼッラ・サルツェード・フォーレ」。国際基督教大学卒業。http://www.naokoyoshino.com
発売日 | 2022年12月7日(水) |
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チケット |
(SS)¥7,000
(S)¥6,000
(A)¥5,000
(B)¥4,500
(C)¥3,500
U25割(B,C)1,500円 ※2022年度U25割は、1997年以降生まれ対象 ※スマイル席2,000円(当日限定/Pブロック内スマイルエリア・指定席、座席選択不可)販売予定。(席数制限により販売できない場合がございます) ※未就学児不可 ※札響定期会員は各席500円引きで購入ができます(スマイル席、U25割、他割引の併用不可) ※ローソンチケットでの、座席選択は発売日の翌日深夜00:00より可能となります。 ※通常の配席での開催です。お客様間に空席は設けておりません。席数制限により売切れとなる場合がございます。 ※託児室は前日までの予約制です(有料)。申込先=札幌シッターサービス011-281-0511 【開場は開演の40分前からとなります】 ●政府発表の『イベント等の開催制限』に基づき、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めながらの開催となります。対策の詳細につきましては、今後の状況にもとづき検討を重ね準備を整えたうえで、公式ホームページ等でご案内します。 また、新型コロナウイルス感染症の流行状況の変化等により、公演中止および出演者・曲目等が変更になる場合がございます。 ●不可抗力により演奏会を中止せざるをえない場合をのぞき、チケットの払戻しはいたしません。体調や状況の変化に不安のある方は、ご購入前に充分にご確認ください。(2022年1月末現在) |
オンライン予約 | |
主催 | 札幌交響楽団 |
後援 | 北海道、札幌市、札幌市教育委員会 |
協賛 | ANA |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 |
札幌市文化芸術活動再開支援事業 | |
お問い合せ先 | 札幌交響楽団(011-520-1771) |