指揮 / マティアス・バーメルト(首席指揮者)
ピアノ / ゲルハルト・オピッツ
間宮 芳生 | オーケストラのためのタブロー2005 |
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モーツァルト | 交響曲第40番 |
ブラームス | ピアノ協奏曲第2番 |
『O.tone(オトン)vol.179』(9/15発行)に11月hitaruシリーズ定期演奏会の特別チケット情報が掲載されました。同紙、特別企画「芸術×美食」から生まれた、レストラン「DAFNE」(札幌市民交流プラザ2F)の特別ディナー付きペアチケットを販売いたします。 11月21日(火)開催の『hitaruシリーズ定期演奏会第15回のペアチケット』と『開演前のディナー』をお楽しみいただくセット券です。 【11月21日 特別ディナー付き 札響hitaru定期演奏会】 ・ディナー 17:00~/場所:レストランDAFNE(札幌市民交流プラザ2F) ・演奏会 19:00~/場所:札幌文化芸術劇場hitaru(札幌市民交流プラザ4~8F) ♪料 金/特別ディナー付きペアS席20,000円 ※10組限定(事前申し込み制) ★料理好きなマエストロ・バーメルトにちなんだ、レストラン「DAFNE」(札幌市民交流プラザ2階)の特別ディナー付きペアチケット申込は終了いたしました。 ■hitaruシリーズ定期演奏会第15回 hitaruシリーズにバーメルトがついに登場です。北海道出身の作曲家にこだわり続けるバーメルトは、旭川出身の間宮芳生を取り上げます。これまでに多くの作品を発表してきた間宮は1929年生まれ。今回札響初演となる「オーケストラのためのタブロー2005」は、札響桂冠指揮者で“初演魔”の異名をとった岩城宏之が、この世を去る3か月前に世界初演しました(アンサンブル金沢)。2曲目はモーツァルト40番。ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの音楽監督でもあったバーメルトが、想いを込めた40番を振ります。そして2020年にブラームスピアノ協奏曲第1番の名演を披露したピアニストのオピッツ。お客様からの強いご要望に応えるかたちで今回は第2番を演奏します。
スイス生まれ。母国およびドイツ・ダルムシュタットで学び、パリで作曲をブーレーズとシュトックハウゼンに師事。ザルツブルク・モーツァルテウム管の首席オーボエ奏者を務めた後、指揮者としてのキャリアをアメリカでジョージ・セルに師事することから始め、レオポルド・ストコフスキーの助手、さらにロリン・マゼールが音楽監督のクリーヴランド管で正指揮者を務めた。その後、バーゼル放送響音楽監督としてヨーロッパでゆるぎない評価を得る。当時、子ども向け演奏会のテレビ放映など普及活動にも取り組み注目を集めた。ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管首席客演指揮者およびグラスゴーの現代音楽フェスティバル「ムジカ・ノヴァ」の監督として武満徹などの現代作品を数多く初演。ルツェルン音楽祭の監督としては創造的なプログラミングと会場となる新ホール建設に尽力。これまでにロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ音楽監督をはじめ、ニュージーランド響、ロイヤル・フィル、西オーストラリア響、マレーシア・フィルのポストを歴任。フィルハーモニア管、BBC響、ロンドン・フィル、バーミンガム市響、ピッツバーグ響、ロサンジェルス・フィル、パリ管、モントリオール響、レニングラード・フィル、シドニー響、N響など世界各地のオーケストラに客演。2017年より韓国テジョン・フィル首席客演指揮者。2018年4月札幌交響楽団首席指揮者に就任。テーマを掲げた年間プログラムなどに取り組み、2021年には楽団創立60周年記念演奏会を成功させた。CD録音はこれまでに80タイトル以上あり数々の国際的な賞を受賞。2022年札響との初CD「The Waltz」をリリース。
ゲルハルト・オピッツはドイツ・ピアノの正統派を代表する演奏家として国際的にその名を知られている。音楽解釈におけるこの楽派の流れは、オピッツ自身の師であるヴィルヘルム・ケンプに繋がり、そしてその源流は、リストやベートーヴェンにまで直接遡る。 1953年、バイエルン州生まれ。5歳の時にピアノを始め、11歳で早くも公式の場でモーツァルトのニ短調協奏曲を演奏した。その際に演奏を聴いたシュトゥットガルト国立音楽大学の教授パウル・バックに見出され、1974年、ミュンヘンに移り住むまで、彼の元で研鑽を積む。 1973年ヴィルヘルム・ケンプと出会い、教えを受けるようになった彼は、ケンプから主にベートーヴェンのソナタと協奏曲について学んだ。師のケンプは、自身の解釈との著しい相似性に感服、彼の遺志により、オピッツは後継者として音楽的伝統を引き継ぐこととなった。 1977年、第2回アルトゥール・ルービンシュタイン・コンクールで第1位優勝。この優勝により、一躍、世界的に脚光を浴びる。翌年には、名門ドイツ・グラモフォンより最初のレコードをリリース。1981年、ミュンヘン国立音楽大学で開校以来最も若い教授となる。これまでに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団等のオーケストラと、カルロ・マリア・ジュリーニ、リッカルド・ムーティ、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、サー・コリン・デイヴィス、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ホルスト・シュタイン、サー・ネヴィル・マリナー、ヘルベルト・ブロムシュテット、ドミトリー・キタエンコ、ガリー・ベルティーニ等の指揮者と共演している。近年はリッカルド・ムーティの信頼厚く、各地で共演を重ねており、2006年ウィーンの楽友協会大ホールでバイエルン放送交響楽団と、2007年にはニューヨーク・フィルハーモニック定期で共演をし、ニューヨーク・タイムス等で絶賛された。また2016年には、ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共演でザルツブルク音楽祭に登場した。 バッハからブーレーズまで幅広いレパートリーを持つが、特にシューベルト、ベートーヴェン、モーツァルト、バッハ、グリーグ、ブラームスのピアノ作品全曲を重要なレパートリーとしている。とりわけベートーヴェンとブラームスに関しては、世界最高の演奏者の一人として高く評価されており、世界各国で、ベートーヴェンおよびブラームスの全曲演奏会をたびたび行っている。 これまでに発売されたCDは40枚を超え、1989~1997年にBMG/RCA と専属契約を結んでレコーディングを行った。その中には、ベスト・セラーとなったブラームスのピアノ作品全集、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団とのブラームスおよびウェーバーのピアノ協奏曲集、グリーグのピアノ作品全集、マレク・ヤノフスキ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とのベートーヴェンのピアノ協奏曲集がある。最近ではヘンスラー・レーベルから継続的に作品を発表しており、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集に続き、シューベルトのピアノ作品集(全12枚)がリリースされた。 日本では1994年、NHKテレビのゴールデン・タイムで通算7時間にわたって放映されたベートーヴェン・ソナタ集の演奏およびレッスンが、爆発的人気を呼んだ。2005~08年にわたり日本で開催した「ベートーヴェン・ソナタ全曲演奏会」は、彼自身日本で初めての試みであり、大絶賛のうちに終了した。2010~13年の「シューベルト連続演奏会」に続き、2015~2018年で「シューマン×ブラームス連続演奏会」を開催し、好評を博す。親日家でもあり、日本で最も人気のあるピアニストの一人である。
発売日 | 2023年8月3日(木) 札響会員先行発売:2023年7月27日(木) |
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チケット |
(S)¥6,000
(A)¥5,000
(B)¥3,500
U25割(A・B)1,500円※2023年度U25割は1998年以降生まれを対象とします。 ※プレミアム席8,000円(限定販売・来場プレゼント付き)/プレミアム席はローソンチケットにて取り扱い。 ※スマイル席(見切れ等注釈付席2,000円/当日限定販売) ※未就学児入場不可 ※プレイガイド:道新プレイガイド、市民交流プラザチケットセンター、ローソンチケット、チケットぴあ、セイコーマート(店内マルチコピー機)/D23112101 ※Kitaraチケットセンターでの販売はございません。 ※ローソンチケットでの座席選択は発売日の翌日深夜00:00より可能となります。 ※札響会員はS、A席各1回券500円引 ※座席割を一部変更しました。→2023-2024_hitaruシリーズ座席表 【開場は開演の40分前からとなります】 ●託児申込み(有料、予約制)札幌シッターサービス011-281-0511 ≪公演時における託児サービスについて≫ ●やむを得ない事情により内容の一部が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 ●不可抗力により演奏会を中止せざるをえない場合をのぞき、チケットの払戻しはいたしません。体調や状況の変化に不安のある方は、ご購入前に充分にご確認ください。 ●終演時は、エスカレーター混雑緩和のため分散退場のご案内をいたします。 ★料理好きなマエストロ・バーメルトにちなんだ、レストラン「DAFNE」(札幌市民交流プラザ2階)の特別ディナー付きペアチケット申込は終了いたしました。 |
オンライン予約 | |
主催 | 札幌交響楽団 |
後援 | 北海道、札幌市、札幌市教育委員会 |
協賛 | ANA |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))|独立行政法人日本芸術文化振興会 |
お問い合せ先 | 札幌交響楽団(011-520-1771) |