2006年に札幌交響楽団創立45周年を記念して創設された札幌交響楽団専属の合唱団「札響合唱団」は、同年末の「札響の第9」で演奏会デビューを果たし、2016年に10周年を迎えた。07年6月札響第500回記念定期演奏会でマーラー「復活」、08年9月の第511回定期演奏会でブリテンのオペラ「ピーター・グライムズ」(演奏会形式)、09年6月の第520回定期演奏会でオルフ「カルミナ・ブラーナ」、09年7月にはエッシェンバッハ指揮PMFオーケストラ「復活」に出演。10年は、第530回定期演奏会(6月)デュリュフレ「レクイエム」、夏の「アキラさんの大発見コンサート」、12月の「札響の第9」に加え、第531回定期演奏会(9月)のマーラー「交響曲第3番」に女声のみ出演、さらに「石狩川治水記念コンサート」への出演など活動を拡げた。11年には、4月の第538回定期にエリシュカ指揮でドヴォルジャーク「スターバト・マーテル」、8月「アキラさんの大発見コンサート」と12月「札響の第9」のほか、夏の札響野外演奏会「グリーンコンサート」にも出演。12年は5月第549回定期演奏会に、高関健指揮で、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」に出演し、年末の第9ではエリシュカと再協演をはたした。13年は、尾高忠明指揮の第562回定期演奏会(9月)ブリテン「戦争レクイエム」と「札響の第9」に、14年は6月第570回定期のヴェルディ「レクイエム」に、年末には音楽監督としての尾高とは最後の第9となる「札響の第9」に出演した。15年は、マックス・ポンマーの就任披露第579回定期演奏会(7月)と第9(12月)に出演し、その定期演奏会のメンデルスゾーン「讃歌」はCD化された。他、ポンマーとは、16年5月第589回定期のドビュッシー「夜想曲」(女声のみ)、9月第593回定期モーツァルト「レクイエム」、17年12月第605回定期J.S.バッハ「クリスマスオラトリオ」、18年10月第623回定期J.S.バッハ「ヨハネ受難曲」と共演を重ね深い関係を築いた。17年4月第598回定期ホルスト「惑星」(女声のみ)で広上淳一と、18年9月第612回定期フォーレ「レクイエム」でバーメルトとそれぞれ初共演。バーメルトとの取り組みは、22年10月第648回定期のハイドン「戦時のミサ」、23年5月第653回定期ブラームス「ドイツ・レクイエム」で好評を得ている。19年9月第622回定期ではホリガー作曲「アルドゥル・ノワール(黒い熱)」をホリガー自身の指揮で合唱入りとしては日本初演奏。16年以降も「札響の第9」には毎年出演している。
4度の更改オーディション、追加オーディション等を経て現在は72名が在籍、指揮者・長内 勲、指導者・大嶋 恵人、中原聡章。
(2023年8月現在)
参加資格 | 入団オーディションならびに3年に1度の更改オーディションがあります。 音楽歴は問いません 年齢18歳以上(高校生は参加できません) |
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会費他 | 会費はいただきません(出演料はお支払いしません) 交通費・楽譜代等は各自実費をご負担いただきます |
練習日 | 原則として毎週火曜日19:00~21:00 練習日は公演等に併せて随時追加・変更があります。 |
今後の出演予定公演 | 「第664回定期演奏会」
「札響の第9-2024」
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お問い合わせ先 | 札幌交響楽団事務局 札響合唱団担当:黒田、伊藤 〒064-0931 札幌市中央区中島公園1-15 札幌コンサートホール内 TEL:011-520-1771 FAX:011-520-1772 |