1978年、仙台生まれ。4才よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)および桐朋学園大学卒業。和波孝禧に師事。2001年より2004年3月まで札幌交響楽団コンサートマスターを務め、退団後渡独。フライブルク音楽大学にてライナー・クスマウルに師事し、2006年同大学を卒業。コブレンツのライン州立フィルハーモニー第2コンサートマスターを経て、2008年北西ドイツ・フィルハーモニー第1コンサートマスターに就任、2014年6月までにドイツ・オストヴェストファーレン=リッペ地方を中心に、ベルリン、ハンブルク、アムステルダム、チューリヒなどヨーロッパ各地で演奏した。
これまでに、札幌交響楽団、北西ドイツ・フィルハーモニー、ハンガリー放送交響楽団などと協奏曲を共演。サイトウキネンオーケストラや南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン・フライブルクに出演。服部譲二主宰東京アンサンブル、マンハイムの室内オーケストラKKO(ヴォルフラム・クリスト指揮)ではたびたびコンサートマスターを務めている。室内楽では、トッパンホールでライナー・クスマウルや四戸世紀らとブラームスの「クラリネット五重奏」を共演、CD録音(DENON社)。
その他、サイトウキネンフェスティヴァル、皇居・桃華楽堂での御前演奏、台湾での現代音楽祭、ドイツ、スペインでリサイタルなど、国内外で出演多数。和波孝禧、土屋美寧子らとフランク「ピアノ五重奏」をCD録音(アートユニオン社)。2003年から和波孝禧八ヶ岳サマーコースにてアシスタントを務めている。